ここでは、ノートや便箋のような下線をスタイルシートのみで表現する方法について見ていきます。
実線バージョン
まずは、実線が引かれたデザインを見てみましょう。

ボタンで表示を切り替えてご覧ください。
CSS
background- size : 100% 2em ; |
ポイントとなるスタイルシートだけ抜粋してみました。作り方のポイントは、上から下にかけて(角度が180deg)の背景グラデーション(linear-gradient関数)をかけて線を表現し、これをリピートしていることです。

これが背景画像として上下にリピートされるのでノートの線のようになるわけです。
linear-gradient
についてあまり分からない方は、下記の記事も参考にすると良いと思います。
2018.06.27linear-gradientの使い方
ここでは線形のグラデーションを表現できるlinear-gradientの使い方についてお話します。
グラデーションには円形グラデーションというのもありますので、興味があったら下記の記事にも目を通してくださいね...
破線バージョン
次は破線にしたものを見てみましょう。
CSS
今度は、グラデーションがもうひとつ追加されています。

横に(角度が90degの)「透明→白」のグラデーションが横幅8pxで繰り返されています。

イメージとしては、この2つのグラデーションが重なり合って破線が表現される仕組みです。background-image
は、最初に指定したものが上に来ますので最初に「シマシマ」、次に「実線」を指定するようにします。
以上がCSSのみでノートや便箋のような下線を引く方法でした。